土地を計測する仕事〈測量士〉
測量士の仕事は大きく分けて「外業」と「内業」の2つがあります。
■外業(実際に測量する仕事)
・カメラのような機械を使った「距離・角度・高低差」などの計測
・ドローンや最新機器を活用した計測
■内業(デスクワーク全般)
・機器調達
・測量計画
・製図
・計測データ分析
・環境条件・地形条件にふさわしい建物の構造を設計
外業は、野外作業となるので測量に適した時間帯や天候を選びます。
ICT技術と共に進化する測量機器の取り扱いが増え、作業が効率化。あまり多くはないですが、山奥など未開の地を測量することもあり、険しい道を行くため体力を求められる現場や、大自然の中で気持ちよく動ける現場もあります。
測量士は工事計画の基礎となるデータを作る仕事。
ICT技術が進化しても、社会からなくなる仕事ではありません。
最近では、地域おこしとして測量技術を活用することも。
田舎館村の田んぼアートも測量士の技術で作られた作品です。
土地の形状をデータで把握し、見物する高さから見たときの見え方などを調整して作成しています。